ホーウィン社のシェルコードバンはそんなに凄い!?

ホーウィン社のシェルコードバン

コードバン財布の一覧をご覧頂いた方は、おわかりかと思いますが、ホーウィン社のシェルコードバンを使用している財布は、なかなかのお値段となっております。

初めて革財布をお探しの方はそんなに高級品なの?と思われる方もいるでしょう。

 

確かに世界的に見ても高い評価を得ていることは間違いありません。

 

シェルコードバン

 

ホーウィンのシェルコードバンは、古くからある独自の技法で作られています。

非常に油を多く含んでおり、テカテカ感が強く独特なニュアンスのあるしなやかなコードバンとなります。

コードバンと言うとスーツとの相性が良くビジネスシーンをイメージしますが、シェルコードバンは多く含くまれる油分の影響とアメリカと言うこともあるのでしょうか、カジュアル感も兼ね備えたコードバンになっています。

使用して行く中で、強い光沢と艶が出て、他社のコードバンとは、違った風合いを楽しめるかと思います。

水耐性も高いと聞きます。

 

 

しかし、これだけが値段の高さではありません。

実に残念な理由が隠されています。^^;

 

まず、現在のコードバン事情をお話しすると、コードバンの製造のメインは、日本の新喜皮革社とシカゴのホーウィン社となっています。

多くのコードバン財布は、日本製の新喜皮革社の物が使われています。

ホーウィン社のコードバンを使うには、輸入コストと関税という大きな費用がかかってしまうからです。

 

具体的な数字は不明ですが、大きな額の関税がかかってしまうようです。

つまりホーウィンのシェルコードバン財布は、輸入コストと関税の費用が含まれた値段になっているため、日本製コードバンに比べると大きな値段差が出ているというわけです。

 

ホーウィンのシェルコードバンは、確かに素晴らしいです。

しかし、申し上げた通り値段については大人の事情があるので、単純に日本製が劣っていると言うことではありません。

 

要するにどちらも凄いのです。^^

 

それぞれに特徴があり、ご自身のお好みの物を選んで頂ければと思います。

 

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